ALOMAの日記

ラブライブ!のオタクです。ライブ感想などを。

初めてダンスを"観に行った"話


こんちは。


今日は素敵なものを観に行ったので、感想みたいなものを書きます。


Wordで書けって言われたんですけど、共有が難しいのでここに書きます。




いろいろあって、「サマーバケーション」というダンスイベント(?)を鑑賞しました。



パンフとチケット。オシャレだね。

普段色んなライブで「ダンスを伴ったパフォーマンス」を観ることはありますけど、「ダンスそのもの」をお金を払って観に行くのなんて初めてのことでした。
別に私はダンスが好きなわけでも、詳しいわけでもありません。
たぶん、まともに観たのなんて高校の文化祭でダンス部の知り合いのを観に行ったりとかそんな感じ。

ただなんもわからんなりに色々感動したので、覚えてる範囲で書いておこうと思います。

ジャンルとかフォーメーションとかステップとか多分いろんな用語とかがあるんだと思うんですが、それもなーんもわからないので自分の言葉で書きます。
なんか間違ってたらごめんなさい。


①löyly
オープニングアクト的に始まった。
いちばん最初だったので正直よく覚えてない。
ただ幕が上がると同時に舞台が動き出す感じはとってもワクワクした。白い衣装で、今回のタイトルにピッタリな爽やかさだな〜と思った。
この時点でダンスに度肝を抜かれた。すんんんご。としか思えなかった。


②時の踊り子

時の踊り子 (あめのむらくもP) /ダズビー COVER - YouTube

(分かる範囲でBGMもリンク貼っておきます。)


流石にいちばん集中して観た。
曲がかなりトリッキーで、「こういうのも使うんだ〜」とびっくりした。その後何回も驚くんだけど。
かなり世界観が固まっている曲だと思ったし、そこに対して衣装からもその世界観をより固めていってるように感じた。

「お人形さんみたい」ってことらしいんだけど、時に人間らしく、時に全員で順番に同じフリをやってくところみたいな、人形の機械的、少し不気味な雰囲気が感じられて、世界観に関してはいちばん舞台を作ってたと思う。
こうなんか、夜中に部屋の隅で人形たちが踊ってるような、そんなイメージです。音楽聴いたら浮かんでくる世界がそのまま広がってるみたいな。

曲名が「時の踊り子」ということで、もうまさに踊り子についての曲なんですけど、サビの終わりの「僕らは 時の音に 踊らされてるのかな?」っていうところが印象的で、その「踊らされてる」感を表現するかたちが、「人間」じゃなくて「人形」だったのかな、と思いました。

ちゃんとすぐわかりました。かっこよかったです。


③Downtown Girl
アメリカイメージということで、まさに「ブロードウェイ〜!!!!」「キャバレ〜〜!!!」みたいな自分の中のイメージそのまんまだった。
ダンスってこういうのだよね〜!みたいな自分の中の知ってる概念を目の当たりにできたので感動した。
スカートをかなり効果的に使っていて、派手なお衣装がめちゃくちゃ映えていた。



④君のいつかのロックンロール

日食なつこ - '水流のロック' Official Music Video - YouTube

開演前に「ロックンロールか〜確かに青春っぽいし夏っぽいもんな〜」とタイトルだけ見て思っており、楽しみだった。どんなロックンロール曲なのかな〜と思ってた

ら、
知ってるピアノのイントロ聞こえてきてびっくりした。
オッシャレ〜〜〜な選曲〜〜〜!!!!
と思っていたんだけど、ダンス自体はかなり元気いっぱいな感じだった。
白と青のひとりひとり違う衣装で、とにかく青い輝きを全力で表現したようなステージだった。
全然わかんないけど、全員で同じフリするところも完璧に揃えられてないというかひとりひとりちょっとずつ違うというか、それぞれのパワーがそれぞれの動きで外に表現されてるような感じでとてもよかった。

舞台の端から端まで縦に並んで歩いていって、途中でひとりひとり列から抜けてくみたいなパートがあったんだけど、歩いて行く先の側に座っていたのもあって、めちゃくちゃかっこよかった。これが演出か〜!!!!って心の中で叫んでた。

心なしか演者さんもフレッシュな方が多そうだった。そういう意味でいちばん真っ直ぐに夏っぽかったかもね。



⑤《Pick up show》A Million Dreams

The Greatest Showman Cast - A Million Dreams (Official Audio) - YouTube



ピックアップ?というシステムがよくわかっていなかったが、特にすごいのかな〜と思って観てた。
基本的に演者さんは1グループ10人前後なんだけど、ここは2人だけだった。
人数が少ないと当然その分注目が集まるわけで、実際魅きつけられるような動きだった。
なんかもう色々すごくてよく覚えてないんだけど、2人が絡み合いながらぐるぐるしてるところがすごいと思いました。(小並)




⑥Time to Shine

‎東京ディズニーシーの"オーバー・ザ・ウェイブ~オープニング・シーン (『ニューヨーク・ワールドフェア』より)"をApple Musicで

Mickey & Friends Harbor Greeting "Time to Shine!" - YouTube


「とにかく楽しく!」ということで、ディズニーシーをイメージした楽しいステージでした。(僕は夢の国に詳しくないので曲は全然わからなかった。無念。)
緑の衣装も涼しげかつ爽やか、そして華やかだった。
ダンサーさんたちの笑顔も印象的だった。



⑦VEVARASANA

米津玄師 - 海の幽霊 Kenshi Yonezu - Spirits of the Sea - YouTube


イントロでまた「ほー!」となった。
白い椅子に座ってる主人公みたいな子がいて、それを周りの人たちがまるで波のように動いてその上を移動させていたのがすごかった。
曲の盛り上がりに合わせて動きもダイナミックになり、ほんとうに海が蠢いているようなステージだった。

砂浜を去っていくような終わり方も、ストーリー性がはっきり見えてとてもよかった。



⑧Faith in Me

We Are Confidence Man - YouTube

衣装がカッコよかったですね。
上下黒で中にオレンジ、ハットっていうかなりメリハリのきいた印象。
ダンスもキレがあるんだけど、衣装のイメージよりもかなりしなやかな印象を受けた。多分羽織ってるジャケットの動いた時の広がり方とかなんだと思う。その対比みたいなのがめちゃくちゃよかった。

曲自体もかなりこう、ハラハラするような展開のある曲で、スポットライトがあちこちを照らしながら細かいソロが挟まれる感じが見ていてとても楽しかった。



⑨《Pick up show》Dancing in the Dark

Ed Sheeran - Perfect (Official Music Video) - YouTube
(多分この曲であってる……よな?)

ピックアップその②。今度は完全にソロ。

タイトル的に少し暗いイメージなのかなと思っていたんだけど(曲を知らなかったので)、「闇」そのものというよりも闇の中で踊る「光」だった。
ステージ全体を照らすのではなく、スポットを何本も当てるような照明が、その世界を作ってた感じ。
衣装も真っ白で、小さな一つの光なんだけど、強く美しい輝きを放つ、そんなステージだった。



⑩カメレオン

King Gnu - カメレオン - YouTube

なんかどっかで聞いたことあるなーと思ったらKing Gnuだった。井口ヤバすぎ。

このプログラムだけ唯一イントロダクション(上演前のコンセプト説明みたいなやつ)がなかったんですよ。だから完全にこっちにイメージが委ねられてたんですね。
「カメレオン」といえば「色を変える」の代名詞だと思うんです。でも出てきた衣装が真っ黒だったのが印象的で。

僕この曲初めてちゃんと聞いたので解釈みたいなのはわからないんですけど、このステージは1人の人間の中にいる「あなたとわたし」を表現してるように感じました。
歌詞に合わせて表現をしてたと思うんですけど、「寂れた駅のホームには隙間風が吹き抜けた」のところの表現がとても写実的かつ芸術的でした。
最後もういちど「ふたり」が交わって、抱きしめ合うっていう終わり方だったのもロマンチックでしたね。コレオグラファーさんの解釈聞いてみたい。



11 なすがままに

Let It Be (Remastered 2009) - YouTube

なるほどね。「なすがままに」だ。

きちっと踊るというよりは、こう体の動くままに、フォロースルー、余韻みたいなものを効果的に使っていた印象でした。変に体に力を入れず、振るった腕や足が自然に止まるのを待つような。まさに「なすがまま」だなと。
衣装もこう、あえて古ぼけた感じというか、茶色メインの感じでした。
でも合わせるタイミングやステージ全体の統一感みたいなものはちゃんとあって、これが「うまさ」なのかなと漠然と思いました。

なんかこう、茶色い絵の具を白い紙に垂らして滲んでいく様子、はたまた泥水の水たまりに何か落ちた時の水滴の跳ね方、みたいな。イメージです。イメージ。


12 Too Darn Hot

‎エラ・フィッツジェラルドの"トゥー・ダーン・ホット"をApple Musicで

雰囲気は③に近かった。赤い色したミュージカルっぽい感じ。
常に情熱的で、サビに入るとそれがさらにガッと強まる感じ。曲名に違わぬステージでした。

なんというかこう、音楽のリズムに合わせた振り付け、音ハメみたいなのが基本的に行われていると思うんですが、手数がめちゃくちゃ多い。全てのリズムを余すことなく表現のパーツにしよう、っていう意識が感じられた。もちろん音をたっぷりゆったり使って、大きな動き、流れみたいなのもあって。



13 キミが笑ってくれるから、ボクは

絢香 / 「空と君のあいだに」Music Video(Story1) - YouTube
(たぶん絢香さんのカバーだと思います)

ははー、その曲のその歌詞ね となりました
夏の空と海を思わせるような衣装で、どこか夏の終わりの切なさみたいなものを感じるステージでした。
ステージ全体の雰囲気がすごかったので、細かい動きとかはよく覚えていないのですが、最後にふさわしい壮大なものだったと思います。





全プログラムに対して覚えてることを書きました。

全体の感想としては、本当に多様なんだな〜って思いました。
音楽には色々なジャンルがあって、色んな音の組み合わせで無限に曲が生まれているわけなんですが
ダンスにも色々なジャンルがあって、特に今回私はそこに関してよく知らなかったので無限の宇宙が広がっているような感覚になりました。
もしかしたらそれは「○○っていうジャンルのダンスの中で、△△っていうステップをやってるんだよ」と言葉で説明できるのかもしれないんですけど、
人間はその日の調子とかによって微妙に動きが変わったりして(もちろんそれは再現性を高めるべく練習されるものではあるのですが)全く同じ動きを何回もできないと思うので、それが「自由な体の動き」の集合となって、「自由な表現」につながっているのかな〜なんて思ったりしました。まあそんなこと言ったらありとあらゆる芸術はそうなんでしょうけど。

なんかよくわからないまとめになってしまいましたが、まだまだ知らない世界があるんだな〜って衝撃を受けたという話でした。


お!5000字超えましたね。ノルマ達成。
別に字数気にして書いたわけじゃないです。思ったこと全部書いただけです。


もしまた機会があったら、足を運んでみたいなーと思いました。




ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

またいつか💚