ALOMAの日記

ラブライブ!のオタクです。ライブ感想などを。

片手には、収まらないほどの思い出を。



こんにちは。


開幕がいよいよ来月に迫った、Aqours EXTRA LoveLive! 2023 〜It’s a 無限大☆WORLD〜。

実に6thツアー以来となる、2ヶ月4公演の単独ライブです。


早いもので2度目の東京ドームから半年以上が経ちます。

ラブライブ!シリーズ全体で見ると、それぞれのグループがさまざまな活動を進めており、あっという間の半年間ではありましたが、それでもやっぱり、半年、ライブ日付に則れば7ヶ月というのは長いものです。


この記事を書いているのは、半年前の東京ドームで感じたことを、次のライブよりも前に書き留めておこうと思ったからです。

本当はWINDY STAGEが終わってすぐにと思っていましたが、結局筆を取らずに年が明けてしまいました。
それでも書き留めておきたいと思ったので、書いています。

そんな逡巡はこれを読んでくださっている方にはほとんど関係のないことですが、そういうわけで書いています。



6thツアーは三会場で行われ、それぞれ「OCEAN」「SUNNY」「WINDY」のサブタイトルがつけられていました。

会場ごとに大きく変わるセットリストはもちろん、ライブタイトルをもとにしたロックンロールアレンジ楽曲、これまでにない衣装でのパフォーマンスなど、楽しい試みもたくさんありました。

今回は、その追加公演にして終着点、東京ドームで行われたWINDY STAGEに関してのお話です。

6thライブを通して、これまでのライブと変わらないところ、新しいところ、たくさんありましたが、WINDY STAGEでは「これこそが6thライブである」ということをいちばん強く感じたので、その話をしようと思います。


①3年半越しの生演奏
4thライブでも、生演奏で素晴らしい音を届けてくれたカトタツ率いる浦の星交響楽団
2度目の東京ドームにも駆けつけてくれました。(なんならつよつよバンドも連れて)

前回との大きな違いは、「劇場版」

4thライブは劇場版の公開を2ヶ月後に待つ2018年11月に行われましたし、2019年6月に行われた5thライブではその時メットライフドーム(懐かしい名前ですね)に交響楽団はいなかったという絶妙なタイミング、そして様々な困難があり、実に映画公開から約3年半越しの劇場版劇伴生演奏というわけです。

正直私は、交響楽団の出演が発表されてから当日まで、「劇場版の音楽が聴けるかも」ということは考えていませんでした。(生演奏っていうだけで舞い上がっていたので)

しかしながらライブ中、『ボンジョルノ!イタリア』をはじめとしたあの音楽たちを聴くと、何度も観た劇場版のシーンがありありとその目に浮かび、その時「3年半越しの生演奏」という事実を痛感しました。

年月だけでいえばどこかでもう少し早いお披露目もあったのかもしれませんが、東京ドームという場所で、交響楽団の生演奏とともに、あの日々を思い出すことができたのは、とっても嬉しかったことでした。





②今だから作り出せる、あの瞬間
ここでは、DAY1 の16曲目と17曲目について思い出そうと思います。

パッと思いつく方はいますでしょうか?










そう、16曲目は『心の羽よ君へ飛んでけ!』
そして17曲目は『Brightest Melody』

劇場版を観た皆さんなら、この並びにきっと胸が騒いだことと思います。

オーケストラの楽曲投票で選ばれたのは、ブラメロでした。
劇場版においてのこの曲は、2人と9人とで行われた「ラブライブ決勝延長戦」に、Aqoursが持ってきた楽曲です。

北の大地で最高のステージを見せてくれた
姉妹の元から舞い上がった羽が、
9人の彼女たちの輪の中心に落ちるシーンから、この曲は始まります。

盟友のいない今回のステージで、こんなにも、あの延長戦を想起させる演出。

あの羽こそが「心の羽」であったと、2022年の私(たち)は知ることになるのです。

2019年6月では成し得なかったこの"並び"、彼女たちが歩いてきた長い道のりがあるからこその"意味付け"は、6thライブだからこそできたことであると、優しく、強く、私(たち)の胸を打つのです。





③現在進行形の彼女たち
最後は、『i-n-g, I TRY!』という楽曲についてです。

この曲は、劇場版のBlu-rayの特典曲として世に送り出されました。

英語の「現在進行形」を象徴する「i-n-g」をタイトルやサビに盛り込み、続いていく彼女たちのこれからを歌い上げています。


この曲の試聴動画がアップロードされた日、私は数時間遅れでYouTubeを開き、この9人の歌を聴きました。

一通り聞いてコメント欄を眺めていると、あるコメントが目に飛び込んできました。

それは、Next Sparklingの最後の「ing」が、この曲のタイトルにつながっているというもの。

(コメント欄見返してみたらいくつか同じようなことを書き込んでいる方がいたので、皆さんもよかったから探してみてください。どの方のコメントだったかはハッキリと覚えていないので、個人に言及することはここでは控えます)

劇場版の最後の曲は、(劇場版に特典としてついているという意味で)「劇場版に関連する(であろう)曲」の中で最後にあたるこの曲にしっかりつながっていたわけです。

もっといえば、ingで終わるあの曲が、Aqoursの「現在進行性(適当に造語した)」を表現していたと、より強い根拠をもって考えることができます。


コメントを見た時は「は〜〜〜〜すんご!」と文字通り開いた口が塞がらなかったのですが、それ以来この2曲は連続性を持ったものとして、私の脳のフォルダに入れられていました。


例によって、劇場版が円盤化されたのは2019年7月26日、試聴動画は6月24日公開と、5thライブ時点では未発表曲でした。

それが2022年6月に、やっと二曲続けて披露された。誤解を恐れずにいえば、「やっと完成したな」
と思いました。

2曲続けての披露になることで、主に3年生を中心としたパート分けについても、目に見えて「意味がある」ものだと感じました。


あのコメントをしてくれたどこかの誰か、本当にありがとうございます。





以上大きく3点が、私がWINDY STAGEで感じた2022年のAqours、「いま」のAqoursの姿でした。



お察しの通り私は5thライブに特に思い入れがあり、これらの楽曲に特に注目していた、というのは前提として存在します。

しかしながら、DREAMY CONCERTで我々の前に帰ってきてくれた彼女たちが、6thツアーの最後、東京ドームという場所で、あの日の続きになるようなステージを作り上げてくれたことに、あまりにも大きなものを感じました。


5の次は、6であるということ。


この世界ではとても当たり前のようなことですが、3年半という月日が、その間に起こった様々なことが、その数を一つ重ねるということの大変さを私たちに改めて気付かせてくれたように思えます。


次なる旅は、2度目のEXTRA LoveLoive

この先で、彼女たちのステージが、歌声が、思い出が、その数が、ひとつでも大きなものになることを祈っております。







ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

またいつか。




2/2 22:08追記
声出し解禁が発表されましたね!
Aqoursに声が届けられる喜びを噛みしめながら、ライブに参加する全員が楽しめるような心遣いを忘れずに、あと1週間ほど、ワクワクを燃やしていきたいと思います!