ALOMAの日記

ラブライブ!のオタクです。ライブ感想などを。

片手には、収まらないほどの思い出を。



こんにちは。


開幕がいよいよ来月に迫った、Aqours EXTRA LoveLive! 2023 〜It’s a 無限大☆WORLD〜。

実に6thツアー以来となる、2ヶ月4公演の単独ライブです。


早いもので2度目の東京ドームから半年以上が経ちます。

ラブライブ!シリーズ全体で見ると、それぞれのグループがさまざまな活動を進めており、あっという間の半年間ではありましたが、それでもやっぱり、半年、ライブ日付に則れば7ヶ月というのは長いものです。


この記事を書いているのは、半年前の東京ドームで感じたことを、次のライブよりも前に書き留めておこうと思ったからです。

本当はWINDY STAGEが終わってすぐにと思っていましたが、結局筆を取らずに年が明けてしまいました。
それでも書き留めておきたいと思ったので、書いています。

そんな逡巡はこれを読んでくださっている方にはほとんど関係のないことですが、そういうわけで書いています。



6thツアーは三会場で行われ、それぞれ「OCEAN」「SUNNY」「WINDY」のサブタイトルがつけられていました。

会場ごとに大きく変わるセットリストはもちろん、ライブタイトルをもとにしたロックンロールアレンジ楽曲、これまでにない衣装でのパフォーマンスなど、楽しい試みもたくさんありました。

今回は、その追加公演にして終着点、東京ドームで行われたWINDY STAGEに関してのお話です。

6thライブを通して、これまでのライブと変わらないところ、新しいところ、たくさんありましたが、WINDY STAGEでは「これこそが6thライブである」ということをいちばん強く感じたので、その話をしようと思います。


①3年半越しの生演奏
4thライブでも、生演奏で素晴らしい音を届けてくれたカトタツ率いる浦の星交響楽団
2度目の東京ドームにも駆けつけてくれました。(なんならつよつよバンドも連れて)

前回との大きな違いは、「劇場版」

4thライブは劇場版の公開を2ヶ月後に待つ2018年11月に行われましたし、2019年6月に行われた5thライブではその時メットライフドーム(懐かしい名前ですね)に交響楽団はいなかったという絶妙なタイミング、そして様々な困難があり、実に映画公開から約3年半越しの劇場版劇伴生演奏というわけです。

正直私は、交響楽団の出演が発表されてから当日まで、「劇場版の音楽が聴けるかも」ということは考えていませんでした。(生演奏っていうだけで舞い上がっていたので)

しかしながらライブ中、『ボンジョルノ!イタリア』をはじめとしたあの音楽たちを聴くと、何度も観た劇場版のシーンがありありとその目に浮かび、その時「3年半越しの生演奏」という事実を痛感しました。

年月だけでいえばどこかでもう少し早いお披露目もあったのかもしれませんが、東京ドームという場所で、交響楽団の生演奏とともに、あの日々を思い出すことができたのは、とっても嬉しかったことでした。





②今だから作り出せる、あの瞬間
ここでは、DAY1 の16曲目と17曲目について思い出そうと思います。

パッと思いつく方はいますでしょうか?










そう、16曲目は『心の羽よ君へ飛んでけ!』
そして17曲目は『Brightest Melody』

劇場版を観た皆さんなら、この並びにきっと胸が騒いだことと思います。

オーケストラの楽曲投票で選ばれたのは、ブラメロでした。
劇場版においてのこの曲は、2人と9人とで行われた「ラブライブ決勝延長戦」に、Aqoursが持ってきた楽曲です。

北の大地で最高のステージを見せてくれた
姉妹の元から舞い上がった羽が、
9人の彼女たちの輪の中心に落ちるシーンから、この曲は始まります。

盟友のいない今回のステージで、こんなにも、あの延長戦を想起させる演出。

あの羽こそが「心の羽」であったと、2022年の私(たち)は知ることになるのです。

2019年6月では成し得なかったこの"並び"、彼女たちが歩いてきた長い道のりがあるからこその"意味付け"は、6thライブだからこそできたことであると、優しく、強く、私(たち)の胸を打つのです。





③現在進行形の彼女たち
最後は、『i-n-g, I TRY!』という楽曲についてです。

この曲は、劇場版のBlu-rayの特典曲として世に送り出されました。

英語の「現在進行形」を象徴する「i-n-g」をタイトルやサビに盛り込み、続いていく彼女たちのこれからを歌い上げています。


この曲の試聴動画がアップロードされた日、私は数時間遅れでYouTubeを開き、この9人の歌を聴きました。

一通り聞いてコメント欄を眺めていると、あるコメントが目に飛び込んできました。

それは、Next Sparklingの最後の「ing」が、この曲のタイトルにつながっているというもの。

(コメント欄見返してみたらいくつか同じようなことを書き込んでいる方がいたので、皆さんもよかったから探してみてください。どの方のコメントだったかはハッキリと覚えていないので、個人に言及することはここでは控えます)

劇場版の最後の曲は、(劇場版に特典としてついているという意味で)「劇場版に関連する(であろう)曲」の中で最後にあたるこの曲にしっかりつながっていたわけです。

もっといえば、ingで終わるあの曲が、Aqoursの「現在進行性(適当に造語した)」を表現していたと、より強い根拠をもって考えることができます。


コメントを見た時は「は〜〜〜〜すんご!」と文字通り開いた口が塞がらなかったのですが、それ以来この2曲は連続性を持ったものとして、私の脳のフォルダに入れられていました。


例によって、劇場版が円盤化されたのは2019年7月26日、試聴動画は6月24日公開と、5thライブ時点では未発表曲でした。

それが2022年6月に、やっと二曲続けて披露された。誤解を恐れずにいえば、「やっと完成したな」
と思いました。

2曲続けての披露になることで、主に3年生を中心としたパート分けについても、目に見えて「意味がある」ものだと感じました。


あのコメントをしてくれたどこかの誰か、本当にありがとうございます。





以上大きく3点が、私がWINDY STAGEで感じた2022年のAqours、「いま」のAqoursの姿でした。



お察しの通り私は5thライブに特に思い入れがあり、これらの楽曲に特に注目していた、というのは前提として存在します。

しかしながら、DREAMY CONCERTで我々の前に帰ってきてくれた彼女たちが、6thツアーの最後、東京ドームという場所で、あの日の続きになるようなステージを作り上げてくれたことに、あまりにも大きなものを感じました。


5の次は、6であるということ。


この世界ではとても当たり前のようなことですが、3年半という月日が、その間に起こった様々なことが、その数を一つ重ねるということの大変さを私たちに改めて気付かせてくれたように思えます。


次なる旅は、2度目のEXTRA LoveLoive

この先で、彼女たちのステージが、歌声が、思い出が、その数が、ひとつでも大きなものになることを祈っております。







ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

またいつか。




2/2 22:08追記
声出し解禁が発表されましたね!
Aqoursに声が届けられる喜びを噛みしめながら、ライブに参加する全員が楽しめるような心遣いを忘れずに、あと1週間ほど、ワクワクを燃やしていきたいと思います!

またダンスを観に行った話


こんちは。

前回のダンスが楽しかったのでまた観に行きました。

出演者組数が前回の倍でろくに覚えていないのですが、感じるものはそれぞれあったので一言ずつくらい感想書いておこうと思います。



一部

1 ACKYAA TRAP
1分遅刻して開演と同時に入って急いで席に着いたら、前回とは雰囲気が全然違ってまず驚いた。
老若男女まぜこぜのグループ。一番ベテランそうなおじさまが一番ちっちゃい子とペアなのがよかった。
ちっちゃい子がマスコット的な役割をしてて、途中太陽の着ぐるみみたいなの着てたのが可愛かった

2 星屑の宴
雰囲気壮大系。スクリーンの映像の使い方がよかった。振りの節々にドリカラを感じた。
今回は前回よりもステージ全体の縦の長さは短かったんですけど、その分スクリーンがステージと同じ高さ=演者さんの足元から始まっていたので、影の映り込みだったりが背景の映像とマッチしてより素敵な演出になっていたのが良かったです。

3 Strahl
アナログハートと声繋が一度に見れた。
というのは冗談で、光る耳飾りを付けたちっちゃい女の子が4人で肩に手置いて電車ごっこで出てきた。かわいいね!前向いてなきゃいけないんだろうけど、客席気になって首を思い切り前に向けてたのが微笑ましかったです
後半はお姉さんたちと一緒にフォーメーションも変えながらみんなで仲良く踊ってた。
隣に座ってる親御さん(?)がめちゃくちゃノってて大きな拍手してて泣きそうになった。発表会的な側面が強かったので、そういう観客さんも多かったですね。いいイベントだ。

4 M to U
オレンジと黒のコントラスト衣装。
うまそう〜と思った人がつよつよのソロでカッコよかった。低音の効いたトラックに合わせて、ロボットっぽさも感じさせつつ、しなやかも持ち合わせて、キメるところのメリハリはすごい。柔と剛のバランスがとてもよかった。


5 2 Jacks
親子?みたいなサイズ感の二人組。左右で同じフリなんだけど、高さの差が生まれてていい感じ。ブレイクダンスっぽいところがめちゃくちゃ揃っててよかった。紹介映像の写真から絆を感じた。



6 Kkum
赤と黒の衣装。めっちゃパッション。一人一人のパワーがすごかった。3人が3人とも同じ振りの中で個性を発揮してたのがよかった。かっこよい

7 TOP TOPPie
めちゃくちゃセクシー。さっきとは上下の赤黒が逆。足元の黒と赤のアクセントもすてき。キレが良い。腹筋バキバキだもん。ショートで一番背の高い人がものすごくかっこよかった。

8 FRIDAY NIGHT POSSE
黒白の衣装に、センターにいた赤髪の人がアクセントでよかった。おばさまがものすごいパワフルですげー!!!!と思ってた。
若そうな方と年配そうな方が混ざってるグループで、若さに負けない力強さのパフォーマンスを見るとカッコいい!と思いますね。

9 PuRe
フラメンコっぽい決めポーズからフラメンコっぽい決めポーズで〆る。
赤白とベルトの黒がオシャレ。
裾の広がったズボンで足使うの、めちゃくちゃかっこいいからもっとやってくれ。
一人だけいた男の子を使った1:4みたいな構図のところもよかった。

10 S.M.L
いっぱいいるー!!!キッズダンサー大集合
アシンメトリーのソロの連続、かわいくてかっこよかったね☺️
衣装もお揃いで、大人っぽい服を一緒に着ててみんなかわいかった

11 limit
無知なのでコンテンポラリーを3人で!?って思ったけど、揃えるところは揃えてて、でもそれぞれのゆとりというか、間の取り方が独特で空気感○。最後に現れた傘の人から逃げ惑う演出を見るに、水の雫か何かのイメージ?気になる
すり足の音が息づかいみたいに聞こえてよかった。


12 miniクロバット
新時代だー!(音楽の話)
クロバットの応酬、側転とかバク転とかなんかものすごい入り乱れてた。
技一つ一つの魅せ方がわかりやすくて、それらに対しての拍手で大盛り上がり。あんなに小さい子がバク転しているというのに、俺は……
一番小さい子が前転で勢い余ってるのがかわいかったね
水色シャツに赤パンツの君、お前が海賊王だ。
(小さい子たちのアクロバットって意味なのかな、それとも小さいクロバットって意味なのかな、前者だろ)


2部

1 3✡️KA クロバット
休憩明けはアクロバットその2!年代も上がってパワーアップ!
バク宙バク転の応酬!!わかりやすくすげえ!
背高い子、天井に足つくんじゃないかってくらい跳んでたわ
バク転が花開くみたいに広がるの、カッコよすぎだろ
途中のオシャレ側転を見たワイ『エクシア果林先輩じゃん』
終わった後マットが丸められてるのを見たワイ『おふとん彼方ちゃんじゃん』

2 仙川ドリーマー
落ち着きのある緑衣装。各々がつけてたアクセサリーの色のアクセントがよい。
全員楽しそうでよかった、ノリノリのおじさまがめちゃくちゃかっこよかった
ペアの振りが2人ともほんとに楽しそうに目合わせてていいね
ゴミ脳ワイ『全速ドリーマーワンチャン!?!?』

3 ACKYAA POPPERZ
5人くらいだったと思うんだけど、輪唱みたいなフリが揃ってて(いやズレてるんだけど)よかった。
黒とオレンジっぽい組み合わせ、流行りなのかな。
よく見たら一部一組目の方と名前お揃いなんですね。インストラクターの方同じだからか。

4 moonlit
タップダンスだ!!!
おじさま、おばさま、インストラクターの方の3人だったんだけど、一人ひとり見せ場もあって、立ち位置も変わってて、すごい面白かった
黄色いシャツのおじさま、カッコよかったな
足の音だけじゃなく、クラップも使うことでより音数増やすんだなーって感心した。叩くタイミングとかクソむずそう。

5 ミックスナッツ
SPY×FAMILYのサントラに合わせて登場、からのミックスナッツへ
シャツにハットの人が4人(中に着てるTシャツの色はバラバラ)と、ヨルさんみたいな方(ていうかまんま)が1人、白いドレスを着たセレブみたいな方が1人、緑と黒のめちゃ最高衣装の人が1人の、計7人で構成されてたのですが、その構成が「街の人々の縮図」のように見えて、楽曲の世界、ひいては作品の世界を表現しているようで素敵でした。すごい。衣装の時点で歌詞の世界表現するなんて
激しく入れ替わりつつサビは揃って力強くしなやかな振り、素人目にはとても揃っててきれいでした、
まあ集中してたせいであんまり全体を見られなかったんだけど、表情の作り方もすごかったいや絶対目合ったって!!!
ワイ:『ミックスナッツとか実質☆ワンダーランド☆ですからね』


6 inside you
黒に身を包んだ3人組。背景も映像なしで真っ黒なので、黒以外の部分=顔、指先、足先が映える。全体的に身長も高め(に見えた)なチームで、動きも大きくて目で楽しかった

7 Gorgeous Scent
アジアン!アラビアン!な感じ
涼しい表情でパッションモリモリの振り付け、ギラギラな衣装も雰囲気作っててよかった

8 Afro☆Army
またも黒オレンジ、白黒チェックのアクセントがステキ
年代の幅が20歳分くらい(一桁〜20代)あったと思うんだけど、全員同じフリだったのがすごかった
ちっちゃい子頑張ってるとおじさん涙出そうになるよ

9 ORE number
HOUSEってどんなんかな〜と思ったけど、ちゃんとHIPHOPとの差別化っぽいのが分かった。円と線のフォーメーションをうまく使ってて、前列が踊ってる間後列が盛り上げてる感じも良かった。2人組で左右反転のぶつかる振りみたいなの(語彙力)が揃っててカッコよかった

10 全力初恋JAZZ♡
全力初恋……?と思ったら全力初恋だった。
高橋優に乗せて歌詞を全力で表現してた。ダンスで見る歌詞って感じでした
「好き」の想いに直接的に触れる歌詞の時、決まって上を見ていたのが印象的でした。

11 ReGZA crew
実質的なトリ。
余裕を感じるパフォーマンスで、メリハリが効いててよかった。王道にして最強、って感じでしたね。若い世代で統一されてる感もあって、技術と若々しさの両立が眩しかった


ボーナスステージ①
インストラクターさんたちのステージ。
ポカリのCM曲に合わせて、サマーバケーションさながらの青が映える衣装。背景映像もとてもきれいで、ソロの時に名前が出るのもカッコよかったです

ボーナスステージ②
大人数HIPHOP。段違いに「うめえ」ってのが素人目にも分かった。表情とかで遊んでるのもよかった
タップの板が運ばれてきた時は、声出ましたね。推しです
インストラクターさん大集合なんて、教わってる方々からしたらめちゃくちゃオールスターみたいに見えてるんじゃないでしょうか。真打として実力見せつけてくれたの、めちゃくちゃよかったですね


総評
老若男女、全てのダンスに良さがある。
前回は若い年代の方が多いライブだったので、今回はその年代の幅にまず驚いたのですが、選曲も、ダンスのひとつひとつも、全開に増して無限の表情を見せてくれました。
若い子の目いっぱいの腕の振りも、年配の方のこぶしの効いたような柔らかく、でも確実に音に乗る動きも、全員に全員の良さ、らしさが見えて素敵でした。揃えることが全てじゃないんだな、って改めて思いました。
ステージも足音が目立つステージだったので、それが揃った時とかはよりおお〜となった




以上、一通り

前回より文字数少ないですね、まあ文字数が全てじゃないですからね

終わった瞬間「机あるって言うの忘れてた、え、自分メモとかしてなかったでしょ、大丈夫?」とか言われて怖すぎました。ほっといても書くので安心してください(?)


全部覚えていられない脳みそで言うのもなんだけど、どの作品にも良さを感じ取れる心を持っていてよかったと思いました。
感受性、豊かにしていきたいですね



ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

またいつか🥜

7/13 ヨハネ生誕祭日記

こんにちは。

7月13日はなんの日かといえば、

愛され堕天使、我らが津島善子のお誕生日でございます。

いわゆる生誕祭を目的に沼津に行ったことはなかったのですが、どんな雰囲気なのか見てみたいと思い、せっかく当日行けるならということでレッツゴー。




晴れたねえ。家出た時は普通に降ってたし、雨予報だったから覚悟はしてたんだけど
今日は堕天使の力がいい方向に働いてくれたかしら


今日は9人のラッピングバス。車内アナウンスはAZALEAでした


天気悪かったら近場の深海水族館にしようかな〜と思っていたのだが、雨が止むどころかすっかり晴れていたので嬉しい誤算で淡島へGO。


チケット売り場では本日の主役がお出迎え(あいかちゃん入りの画像しか撮ってなかった)


うおーーーー!!!!!!!船だ!!船!!!!
淡島は初めてだったのでテンションMAX


着いた。あっという間だった。でもあんまり乗ってると酔うのでこれくらいがいいのかもしれない


水族館……は一旦スルーして、元気のあるうちに汗をかいておこう。



これは!神田明神にあったやつ……よね?
当時友達とお参りに行くたびに眺めてたから感慨深い



というわけで、いざ淡島神社




対戦よろしくお願いします。


登る。

登る。


着いた。
(社殿に関してはなんかバチが当たりそうなので写真は載せない)

往復50分って言われてたからちょっとビビってたけど、少し早足で上って頂上まで10分くらい。
時間はともかく、思ってたよりも傾斜がキツくて、そんなに暑いとも思わなかったけど滝のように汗をかいてた。 
運動不足オタクにはしんどい。

頂上は草木に覆われていてうっすら陽が差す程度。高さもあってか風がとても気持ち良かった。




ロックテラスから。眺めが良すぎる



帰り道に黒い羽が。誰の落とし物かしら


下山。ゲザン・ヤーブル

下りの方がしんどかった。ふんばりが効かなくてそのまま転がっていきそうだった。

人の声以外の色んな音が聞こえる場所でした。
草木のふれあう音、鳥の鳴く声、少し遠くの町の音。
心が穏やかになるような、素敵な時間を過ごせました。


下山して淡島をぐるっとお散歩。


獅子岩。めっちゃ獅子じゃん
誰にも伝わらないと思うけど、ギガントバトル(ワンピースのゲーム)に出てくるシキの「獅子威し」を思い出した。



島の裏側からパノラマで。絶景よ


これは思い出したように地図で位置情報を確認し、「俺、今淡島にいるんだ……」となった時



一面の、青、青、青



シャイニーを探しました



外堀を埋めた(?)ところで、満を持して水族館へ。



ぐっすり。めちゃくちゃ気持ちよさそう



ウミガメ。触れそうなくらい近い(手を出してはいけません)



ん?あれは……⁉️



うみねちゃんたち。かわいい。



素敵イラストなど。これが、生誕祭なんやね。



おさかなさんたち。
みとシーとはまた違った魅力がありましたね。チビ魚たち、かわいかった



続けてカエル館へ。


カエル館の目の前の海。めっちゃきれいだし、果南色の魚がキラキラ光ってた


黄色い。鮮やかな子がいっぱいいて見てて楽しかった。コバルトヤドクガエルだけは一生見つけられなかった



プールから上がる人間みたい



思わず『お〜〜〜』と言ってしまった。芸が細くて嬉しい。


一通り楽しんだので、陸へ戻る。
ショーとか見たいし、竹馬の特訓もして、また来たいね。


帰りの船からの淡島ホテル。いつか泊まれたらいいね



遠くなっていく……


淡島を満喫して、暑さでもうヘトヘト。
お腹もペコペコ。

飯だ飯!!!!


はじめてきた。あまりに空腹だったので2つ食べた。お腹いっぱいです。


バーガーにかぶりついた後は、深海プリン工房でお土産のプリンと、ジェラートを購入。
深海色のラムネジェラート、うめ〜〜〜



うわさの沼津みなと新鮮館


そのまま流れるようにびゅうおへ。


前行った時は工事しててこの部分入れなかったので喜びも一入。内装もオシャレになっててとても素敵。



海側と沼津港側を1枚ずつパシャリ。この時はまた天気が悪くなってきてしまった



最後は、お誕生日も笑顔で出迎えてくれる堕店長にごあいさつ。その頃、名誉支配人を兼任しているホテルでも素敵なパーティーが行われていたようですね。




以上が今回の旅の顛末。




Q. …………生誕祭関係あった?

A. 特にないです。思いっきり沼津を楽しんだだけです。

まあその部分はそこまで重視していたわけではないのでいいのですが、
色々な場所で盛大に祝われている堕天使を見ていると、なんだか自分のことのように嬉しく感じますね。

パーティーのツイートを見ていると、本当に愛されているんだなって思います。
可愛いな〜!ほんと津島は


日帰りだとやっぱり時間が限られていて、今まさに帰り道にやり残したことなんかも思い出したりするんですが
いきなり泊まっちゃおうかな〜とも思ったけど、それは月末のお楽しみにとっておくことにして。



心地よい眠気に負けそうになりながら、帰りの電車に揺られています。

今夜はいい夢見れそうだ。





ありがとうございました。

またいつか。

初めてダンスを"観に行った"話


こんちは。


今日は素敵なものを観に行ったので、感想みたいなものを書きます。


Wordで書けって言われたんですけど、共有が難しいのでここに書きます。




いろいろあって、「サマーバケーション」というダンスイベント(?)を鑑賞しました。



パンフとチケット。オシャレだね。

普段色んなライブで「ダンスを伴ったパフォーマンス」を観ることはありますけど、「ダンスそのもの」をお金を払って観に行くのなんて初めてのことでした。
別に私はダンスが好きなわけでも、詳しいわけでもありません。
たぶん、まともに観たのなんて高校の文化祭でダンス部の知り合いのを観に行ったりとかそんな感じ。

ただなんもわからんなりに色々感動したので、覚えてる範囲で書いておこうと思います。

ジャンルとかフォーメーションとかステップとか多分いろんな用語とかがあるんだと思うんですが、それもなーんもわからないので自分の言葉で書きます。
なんか間違ってたらごめんなさい。


①löyly
オープニングアクト的に始まった。
いちばん最初だったので正直よく覚えてない。
ただ幕が上がると同時に舞台が動き出す感じはとってもワクワクした。白い衣装で、今回のタイトルにピッタリな爽やかさだな〜と思った。
この時点でダンスに度肝を抜かれた。すんんんご。としか思えなかった。


②時の踊り子

時の踊り子 (あめのむらくもP) /ダズビー COVER - YouTube

(分かる範囲でBGMもリンク貼っておきます。)


流石にいちばん集中して観た。
曲がかなりトリッキーで、「こういうのも使うんだ〜」とびっくりした。その後何回も驚くんだけど。
かなり世界観が固まっている曲だと思ったし、そこに対して衣装からもその世界観をより固めていってるように感じた。

「お人形さんみたい」ってことらしいんだけど、時に人間らしく、時に全員で順番に同じフリをやってくところみたいな、人形の機械的、少し不気味な雰囲気が感じられて、世界観に関してはいちばん舞台を作ってたと思う。
こうなんか、夜中に部屋の隅で人形たちが踊ってるような、そんなイメージです。音楽聴いたら浮かんでくる世界がそのまま広がってるみたいな。

曲名が「時の踊り子」ということで、もうまさに踊り子についての曲なんですけど、サビの終わりの「僕らは 時の音に 踊らされてるのかな?」っていうところが印象的で、その「踊らされてる」感を表現するかたちが、「人間」じゃなくて「人形」だったのかな、と思いました。

ちゃんとすぐわかりました。かっこよかったです。


③Downtown Girl
アメリカイメージということで、まさに「ブロードウェイ〜!!!!」「キャバレ〜〜!!!」みたいな自分の中のイメージそのまんまだった。
ダンスってこういうのだよね〜!みたいな自分の中の知ってる概念を目の当たりにできたので感動した。
スカートをかなり効果的に使っていて、派手なお衣装がめちゃくちゃ映えていた。



④君のいつかのロックンロール

日食なつこ - '水流のロック' Official Music Video - YouTube

開演前に「ロックンロールか〜確かに青春っぽいし夏っぽいもんな〜」とタイトルだけ見て思っており、楽しみだった。どんなロックンロール曲なのかな〜と思ってた

ら、
知ってるピアノのイントロ聞こえてきてびっくりした。
オッシャレ〜〜〜な選曲〜〜〜!!!!
と思っていたんだけど、ダンス自体はかなり元気いっぱいな感じだった。
白と青のひとりひとり違う衣装で、とにかく青い輝きを全力で表現したようなステージだった。
全然わかんないけど、全員で同じフリするところも完璧に揃えられてないというかひとりひとりちょっとずつ違うというか、それぞれのパワーがそれぞれの動きで外に表現されてるような感じでとてもよかった。

舞台の端から端まで縦に並んで歩いていって、途中でひとりひとり列から抜けてくみたいなパートがあったんだけど、歩いて行く先の側に座っていたのもあって、めちゃくちゃかっこよかった。これが演出か〜!!!!って心の中で叫んでた。

心なしか演者さんもフレッシュな方が多そうだった。そういう意味でいちばん真っ直ぐに夏っぽかったかもね。



⑤《Pick up show》A Million Dreams

The Greatest Showman Cast - A Million Dreams (Official Audio) - YouTube



ピックアップ?というシステムがよくわかっていなかったが、特にすごいのかな〜と思って観てた。
基本的に演者さんは1グループ10人前後なんだけど、ここは2人だけだった。
人数が少ないと当然その分注目が集まるわけで、実際魅きつけられるような動きだった。
なんかもう色々すごくてよく覚えてないんだけど、2人が絡み合いながらぐるぐるしてるところがすごいと思いました。(小並)




⑥Time to Shine

‎東京ディズニーシーの"オーバー・ザ・ウェイブ~オープニング・シーン (『ニューヨーク・ワールドフェア』より)"をApple Musicで

Mickey & Friends Harbor Greeting "Time to Shine!" - YouTube


「とにかく楽しく!」ということで、ディズニーシーをイメージした楽しいステージでした。(僕は夢の国に詳しくないので曲は全然わからなかった。無念。)
緑の衣装も涼しげかつ爽やか、そして華やかだった。
ダンサーさんたちの笑顔も印象的だった。



⑦VEVARASANA

米津玄師 - 海の幽霊 Kenshi Yonezu - Spirits of the Sea - YouTube


イントロでまた「ほー!」となった。
白い椅子に座ってる主人公みたいな子がいて、それを周りの人たちがまるで波のように動いてその上を移動させていたのがすごかった。
曲の盛り上がりに合わせて動きもダイナミックになり、ほんとうに海が蠢いているようなステージだった。

砂浜を去っていくような終わり方も、ストーリー性がはっきり見えてとてもよかった。



⑧Faith in Me

We Are Confidence Man - YouTube

衣装がカッコよかったですね。
上下黒で中にオレンジ、ハットっていうかなりメリハリのきいた印象。
ダンスもキレがあるんだけど、衣装のイメージよりもかなりしなやかな印象を受けた。多分羽織ってるジャケットの動いた時の広がり方とかなんだと思う。その対比みたいなのがめちゃくちゃよかった。

曲自体もかなりこう、ハラハラするような展開のある曲で、スポットライトがあちこちを照らしながら細かいソロが挟まれる感じが見ていてとても楽しかった。



⑨《Pick up show》Dancing in the Dark

Ed Sheeran - Perfect (Official Music Video) - YouTube
(多分この曲であってる……よな?)

ピックアップその②。今度は完全にソロ。

タイトル的に少し暗いイメージなのかなと思っていたんだけど(曲を知らなかったので)、「闇」そのものというよりも闇の中で踊る「光」だった。
ステージ全体を照らすのではなく、スポットを何本も当てるような照明が、その世界を作ってた感じ。
衣装も真っ白で、小さな一つの光なんだけど、強く美しい輝きを放つ、そんなステージだった。



⑩カメレオン

King Gnu - カメレオン - YouTube

なんかどっかで聞いたことあるなーと思ったらKing Gnuだった。井口ヤバすぎ。

このプログラムだけ唯一イントロダクション(上演前のコンセプト説明みたいなやつ)がなかったんですよ。だから完全にこっちにイメージが委ねられてたんですね。
「カメレオン」といえば「色を変える」の代名詞だと思うんです。でも出てきた衣装が真っ黒だったのが印象的で。

僕この曲初めてちゃんと聞いたので解釈みたいなのはわからないんですけど、このステージは1人の人間の中にいる「あなたとわたし」を表現してるように感じました。
歌詞に合わせて表現をしてたと思うんですけど、「寂れた駅のホームには隙間風が吹き抜けた」のところの表現がとても写実的かつ芸術的でした。
最後もういちど「ふたり」が交わって、抱きしめ合うっていう終わり方だったのもロマンチックでしたね。コレオグラファーさんの解釈聞いてみたい。



11 なすがままに

Let It Be (Remastered 2009) - YouTube

なるほどね。「なすがままに」だ。

きちっと踊るというよりは、こう体の動くままに、フォロースルー、余韻みたいなものを効果的に使っていた印象でした。変に体に力を入れず、振るった腕や足が自然に止まるのを待つような。まさに「なすがまま」だなと。
衣装もこう、あえて古ぼけた感じというか、茶色メインの感じでした。
でも合わせるタイミングやステージ全体の統一感みたいなものはちゃんとあって、これが「うまさ」なのかなと漠然と思いました。

なんかこう、茶色い絵の具を白い紙に垂らして滲んでいく様子、はたまた泥水の水たまりに何か落ちた時の水滴の跳ね方、みたいな。イメージです。イメージ。


12 Too Darn Hot

‎エラ・フィッツジェラルドの"トゥー・ダーン・ホット"をApple Musicで

雰囲気は③に近かった。赤い色したミュージカルっぽい感じ。
常に情熱的で、サビに入るとそれがさらにガッと強まる感じ。曲名に違わぬステージでした。

なんというかこう、音楽のリズムに合わせた振り付け、音ハメみたいなのが基本的に行われていると思うんですが、手数がめちゃくちゃ多い。全てのリズムを余すことなく表現のパーツにしよう、っていう意識が感じられた。もちろん音をたっぷりゆったり使って、大きな動き、流れみたいなのもあって。



13 キミが笑ってくれるから、ボクは

絢香 / 「空と君のあいだに」Music Video(Story1) - YouTube
(たぶん絢香さんのカバーだと思います)

ははー、その曲のその歌詞ね となりました
夏の空と海を思わせるような衣装で、どこか夏の終わりの切なさみたいなものを感じるステージでした。
ステージ全体の雰囲気がすごかったので、細かい動きとかはよく覚えていないのですが、最後にふさわしい壮大なものだったと思います。





全プログラムに対して覚えてることを書きました。

全体の感想としては、本当に多様なんだな〜って思いました。
音楽には色々なジャンルがあって、色んな音の組み合わせで無限に曲が生まれているわけなんですが
ダンスにも色々なジャンルがあって、特に今回私はそこに関してよく知らなかったので無限の宇宙が広がっているような感覚になりました。
もしかしたらそれは「○○っていうジャンルのダンスの中で、△△っていうステップをやってるんだよ」と言葉で説明できるのかもしれないんですけど、
人間はその日の調子とかによって微妙に動きが変わったりして(もちろんそれは再現性を高めるべく練習されるものではあるのですが)全く同じ動きを何回もできないと思うので、それが「自由な体の動き」の集合となって、「自由な表現」につながっているのかな〜なんて思ったりしました。まあそんなこと言ったらありとあらゆる芸術はそうなんでしょうけど。

なんかよくわからないまとめになってしまいましたが、まだまだ知らない世界があるんだな〜って衝撃を受けたという話でした。


お!5000字超えましたね。ノルマ達成。
別に字数気にして書いたわけじゃないです。思ったこと全部書いただけです。


もしまた機会があったら、足を運んでみたいなーと思いました。




ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

またいつか💚

ぬまフェスは続くよ、いつまでも

こんちは。

ぬまフェス千秋楽から実に10日以上が経過し、
東京ドームまでのカウントダウンは10を切っている今日この頃。

みなさまいかがお過ごしですか。

私はというと、
ぬまフェスがあまりに楽しかったので、
そしてなんとしても東京ドームの前に沼津に足を運びたい!!と思ったので、
ビャッと行ってきました。

私自身、沼津を訪れるのは5周年展示会以来2回目。
まだ行ったことのない場所を中心に、時間いっぱい楽しんできましたよ〜

今回の記事では、撮った写真をメインに、ぽつぽつ思い出を記録していけたらと思います。



朝:5時半に起床。6時半に出発し、朝9時に沼津駅へ。

「ようこそ!」とか「おかえり!」とか(もしかしたら他の事も)言ってくれているような沼津駅
ぬまフェスのぬまづ展示のブースにも、そんなようなことで付箋を書きました。

まずはみとシーへ向かうべく、バス乗り場で待っていると……やってきたのはAqoursのラッピングバス!
車内には『謎だらけの孤島からの脱出』のイラストが散りばめられており、アナウンスはギルキスの3人が務めていました。

テンション上がる〜
鞠莉の「マリンパーク」の発音が凄すぎて「マルルルィンパァク」みたいになってて面白かった。
善子のアナウンスが普通の車内アナウンスかと思うくらいお利口さんだった。えらいね。

時間調整で停車中の車内から。奥に淡島も見えます

そんなこんなで10時にみとシー到着。

曇り空だけど、気にしない気にしない

入るのは初めてだったので、ウキウキでした
10:15からショーがあるとのことだったので、時間までウロウロ。

まず出迎えてくれたのはセイウチ。
ちょうど餌やりの時間だったので、色々ファンサしてくれた。

なんかどこに隠してたか分かんないエサの魚を床にばら撒いたりしてた。お行儀よくしてね。


これはいっぱい目線くれるウミガメ


さてお待ちかねのショーのお時間。
今回はショースタジアムという演目で、色んな海の仲間たちがかわるがわる芸を披露してくれました。
①アシカのサニーちゃん
バランス芸をしてくれたり、輪投げしてくれたり。
②トドのてつぞうくん
水槽のヘリにつかまって、お茶目な表情を見せてくれます(めっちゃデカい)
カマイルカ2匹(お名前忘れちゃった)
ジャンプしたり、バブルリングしてくれたり。


トド。めっちゃデカい。


息の合ったパフォーマンス。ん〜〜〜ナイスジャンプ


次のショーまで時間があるので、再び館内展示へ。


ヌマヅのwwwナマズwwwwww
はい。(ていうかよく見たらウナギっぽいな?同じ水槽で間違えてる気がする)


クラゲ万華鏡ゾーン。チームラボ顔負けの美しさ


ゾウリエビ。めちゃくちゃ可愛くないですか?


ウツボ。小さい頃から怖いイメージがある。いっぱいいた。


ふり……ルリハタさん。よく見ると書いてあることがちょっと怖い


ここもめっちゃきれいだった。左右両側から見られるので、写真撮影もはかどる。


深海コーナー(?)の入り口にいたでっかいグソクムシ(?)の模型。それ以上でもそれ以下でもないったらない。


タカアシガニくん。赤い照明でなんか禍々しい。
さわれるコーナーがあるんだけど、「ハサミに注意!」って書いてあったのでめちゃくちゃ緊張しました。触れた。


名物のラブカ。ゲーム内通貨とは関係ない……はず。


他にも個性豊かな海のなかまたちがたくさんいて、とても楽しい時間でした。




外に出るとシロフクロウコツメカワウソが。みんな今日はおねむでしたかね



外の砂浜ゾーンで自然飼育されているアシカやセイウチやアザラシたち。みんなでろーんとしてた。早くこれになりたい


ペンギン! ヨチヨチ歩いてきてくれてとても可愛かった。フラミンゴは片足で立ったまま用を足していた。笑った。

お次はイルカショー。
トレーナーの方も一緒に潜って、跳んだり泳いだりしていた。ジャンプ力すげえよなぁ……


この曲線美ですよ。


オブジェもしっかり写真に収めて、みとシーを後に。
めちゃくちゃ楽しかった!
今度行けたら全部のショー見てみたいし、餌やりとかもまったり楽しんでみたいですね


これは写真撮影用の看板がおもしろかったので負け惜しみにあいかちゃんと撮った。ひとりでも楽しければいいのよ。



みとシーを出て、三の浦総合案内所へ。
鞠莉ちゃんのバースデー展示があってほっこり。
内浦のクリアファイルを購入しました。

ぬまフェスのポスターがあった。うるっとした。


少し空模様が回復してたので、案内所の前で何枚かパシャリ。海はいいねえ


歩いて三津の方まで戻り、
三津海水浴場で風と波を感じながら、バスを待つ。
ちょうど日が出てきてとても暑かったので、セブンイレブンで買ったアイスがうまかった。松月さんはお休みだった。(1年半ぶり2回目)


やっぱり、この景色。



沼津駅に戻り、お昼ご飯。
助っ人丼をいただきました。
ぬまフェスのスタンプ帳手に入れた助っ人さんは、ぜひ彼女たちからのメッセージを受け取ってみてくださいね!

っかりした味付けのサバ缶と、海藻の風味がめちゃくちゃマッチ。ご飯が進みます。
アイスボウルも甘すぎずひんやりでこれからの季節にぴったり。



お昼を済ませ、芹沢光治良記念館を目指して自転車にまたがる。
沼津の風を感じながら、南へ、南へ……


迷って牛臥山公園にたどり着いた。
めちゃくちゃ眺めよかった。迷ってよかったと思った。



地図をちゃんと確認しながら記念館へ……
と思っていたらみたことある建物が。

すぐ分かったね。
予定に組み込んでなかったのでどこにあるかも知らなかったけど、とっても幸せな気持ちに。映画、何回も観に行ったもんな


なんやかんやで到着。
山を背負ったかなり奥まったところにあり、雰囲気も◎。

この建物、1970年にできたらしいですよ。かなり著名な建築家が関わっていたようで、現代的なのも納得。

芹沢光治良本人にも興味を持つ人生を送ってきたので、展示を一通り眺めつつ、2階へ。


おしゃれピク撮れそう!と思って螺旋階段を下から撮ったが、後でMV確認したら同じようなカットあった。うれし。


この景色が、見たかった。
『未体験HORIZON』には個人的に思い入れがあり、東京ドームで披露される可能性に期待しつつ、この曲への思いを高めるためにここに来ました。

館内に響く乾いた足音。メガネの君。本を広げる表情。
ありありと、目に浮かぶようで。
"聖地"というものの素晴らしさを、改めて肌で感じて。


未ホラを意識した小道具を用意してくださっていました。連れてきた花丸ちゃんに羽を生やして、パシャリ。


屋上が開放されていました。
またちょうどいいタイミングで太陽が出てくれたので、水平線とともに1枚。


外に出たら猫ちゃんがお昼寝してました。
何してるか聞いても、たまにこっちを見るだけで気持ちよさそうに寝ていました。邪魔してごめんね
鎌倉文学館にも白猫がいるんですが、守り神なんじゃないかなとか、思っちゃいますね


記念館を後に、今度はびゅうお
と思っていたのですが、今日木曜日は14:00で閉まっているそう。あぶないあぶない。ちゃんと調べないとね。

沼津港や深海水族館は次回にとっておいて、
駅まで自転車で戻ります。

帰りは狩野川沿いの広い道を行くことに。

お天気ではなかったですけど、風がめちゃくちゃ気持ち良い〜


道中でこれまた偶然阿蘭陀館を発見。
いや、地図上だけじゃなくて実際の感覚で位置関係が分かると、千歌ちゃんのすごさがより分かりますね。


リバーサイドホテルで自転車を降り、
仲見世商店街へ。

アーケードはやっぱりテンション上がるね〜


そして、マルサン書店仲見世本店さん。
最後に観た映像では、シャッターは開いていました。
以前の記事でも書きましたが、これが時の流れ。
紛れもない、沼津の"イマ"。
ぐっと噛みしめながら頭を下げて、先へ進みます。

変わっていくことを、恐れてはいけない

商店街を抜け、ヌーマーズへ。
写真はありませんが、WINDY STAGEの応援フラッグにバッチリ書いてきましたよ〜
あとは買いあぐねていた花丸と善子のマガジンを買った。
だって沼津で買うと特別感増すじゃん!(前回は『R.A.』を買った男)

最後はやば珈琲さんでケーキセットをぱくり。
(お腹がもう少し減っていたらナポリタンも食べてみたかったね、これも次回のお楽しみ)



まだ明るい中、沼津駅に別れを告げる。
また絶対来るからね。


来月は花火を観に来る予定です。沼津とも、『なんどだって約束!』





そして今、まだ電車に揺られています。


2回目の沼津。
行きたいところにも行けたし、とっても楽しかった。
1年半前に展示会で訪れた時よりも、確実に沼津に詳しくなっていた。
なんでってそれは、ラブライブ!サンシャイン!!が大好きだったから。
そしてなんといっても、『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』があったから。

ぬまづ展示に貼られた助っ人さんたちの付箋の文字が、ふと足を止めると頭に浮かんでくる。
アンテナショップに出品していたお店の看板が、今まで以上に意識的に視界に入る。
あの会場で聞いた音楽たちが、その風をそのまま感じさせてくれる。

ああ、やっぱり、よかったな。って。

あの輝きの日々があって。
今までよりも沼津を好きになることができて。

ぬまフェスは終わってしまったけれど、今日の旅に、来週の東京ドームに、そしてこれからの我々と沼津の間に、色々な感覚として残り続ける。

いつまでもぬまフェスぬまフェス言ってますけど、あくまでラブライブ!サンシャイン!!の物語のひとつであるということは、わかっているつもりです。

これまでがあって、ぬまフェスがあって、これからがある。

それは別のイベントでもそう、ライブでもそう、なんだってそう。

「好き」を積み重ねて、
「輝き」を積み重ねて、
これからも、ラブライブ!サンシャイン!!を、
そして沼津を、愛していきたいと思います。


まあとにかく、
楽しかった!!
これに尽きます。

来週はWINDY STAGE、東京ドーム。
気持ち高めていきましょう。



ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。



またいつか。

あの日の音楽と、僕たちの思い出について。


こんにちは。

この記事が投稿されているということは、
『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド
は無事千秋楽を終えたということでしょう。

寂しくなりますね。
ほんとうに。

こんな気持ちになるなんて、ぬまフェスが始まるまでの僕には想像もつかなかった未来です。


さて、
今回は、前回の記事であえて深く触れなかった
Aqoursライブパート」
「後夜祭」
について、色々お話しできたらと思います。



まずライブパート。
「沼津で生まれた曲を聴いてください」というアナウンスがあったと思います。
そう、沼津をPRするイベントなのだからと、特に思い入れの強い曲を選んでくれたんですね。

自分は3パターンセットリストを確認しました。
1、2回目:MIRACLE WAVE、君のこころは輝いてるかい?
3回目:青空 JUMPING HEART、MIRAI TICKET
4回目:未来の僕らは知ってるよ、未体験HORIZON

個人的に特筆したいのは3曲。

まずミラウェ。
なかなかお目にかかれないこの曲ですが、生まれた過程は「沼津で生まれた」そのものだなと。砂浜と、見守るメンバーと、腕を組む果南が目に浮かびますね。

ミラチケ。
何度も見てきた番号を数えるシーン、今回のライブ前にも使われています。「10」と心の中で叫ぶことの意味、そして幸せが、助っ人さんとしてフェスを終えた後だと、より大きくなっていたのではないでしょうか。
「浦女のみんながみている」という場面設定も、嘘偽りないものであるというのも、ポイント。

未ホラ。
単純に見られたというのが嬉しい。
そして「さあ、どこへ? 見渡してみなよ たぶん呼ばれてるから」って歌詞がドンピシャすぎて泣く。助っ人さんを呼ぶ浦女生の声、まだ耳に残っていますよね


4回目の参加の時、一番端の席でライブを見ていた都合、浦女生がライブを楽しんでいる姿も見ることができました。
おそらくチトセ・モモカミウのステージトリオだったと思うのですが、とっても楽しそうに腕とか体とか動かしてましたよ。振りもちょっと真似してた気がします。
すてきだったなぁ。とっても




さて、本題に入りましょう。
今回のテーマソング、「SUKI for you, DREAM for you!」についてです。

ところでみなさん、ライブパートのセトリを見て思いませんでしたか?
参加した助っ人さんたちも、初見の時思いませんでした?

いやスキドリやってないんだけど!?

って。

(まあ確か前回もアンコールだった気がするし、そもそもワンコーラスの流れから1番大事な曲をぬるっとやらないといえばそう)


そう。ライブパートが終わると、浦女生からの
「お客さん、退場完了しましたー!」(うろ覚え)ってアナウンスがありまして。

そっから後夜祭が始まります。
(お祭り部長曜ちゃん、解釈一致)

千歌ちゃんたちと拍手のやりとりがあって、写真撮影をしようという流れに。

ここで、浦女生が考えてくれていたサプライズを実行することに。
参加された方は、もう説明いらないですよね。

参加されてない方に説明すると、
準備時間とフェス本番の時間の中で、助っ人さんたちは「休憩スペース」に呼ばれるんですよ。
休憩スペースとは言いつつも、
飲食自由〜と か で は な く 、
中にはミナモさん・ナミさんの姉妹がいらっしゃいまして、「Aqoursに向けたサプライズ」の話があります。

で、サプライズっていうのが
「後夜祭で、『このフェスで好きになった沼津のことや、もの』を紙に書いて、一斉に掲げる」
というもの。
フェスからライブ会場に戻ってきた助っ人さんたちは、このサプライズのためにAqoursにこっそりこの紙に想いをを書くわけです。
みんな「どうしようかな〜」という感じ。
でもその悩み方というのが、「書くことがない」のではなく「どれにしようかな」なんですよね。
後でも触れますけど、これってすごいことで。


話は戻りまして、このサプライズを実行したのち、
サプライズの紙を掲げたまま写真を撮ります。
(そして善子がもう少し左にずれるようにイジられます)

写真を撮って、パチパチ〜というところで、千歌が閃きます。
「これだよ!」
難航していた曲作りの最後のピースが、助っ人さんからのサプライズで埋まったようです。


そして後夜祭のほんとのほんとに最後、
「SUKI for you, DREAM for you!」が披露されるのです。

この「浦女生と助っ人さんたちからのサプライズ」という部分が、今回唯一ネタバレが禁じられていた部分です。

ネタバレを禁じられていたということはつまり、「曲ができる過程」が今回のイベントでストーリー上最も重要な部分だったということです。

すごいですよね。

落とし物のことも、名誉助っ人のことも禁止していなかった。

このイベントはやっぱり謎解きではなく、
「体験する物語」だったんです。


この時の千歌ちゃんの言葉を全部覚えていられたらよかったんですけど、僕の脳がポンコツなので全然覚えておらず、その部分について深く話せないのがとても悔しいところではあります。
参加したその時はちゃんと聞いてるのにね。


というわけで、ここからは
今回のテーマソング、
「SUKI for you, DREAM for you!」
(以下:スキドリ)
の歌詞について、思ったことを書いていこうと思います。

イベントのテーマソングがイベント内容を端的かつ核心をとらえて表現しているというのは、これまでの楽曲で証明済みでしょう。
今回も、このぬまフェスで私が、そして助っ人さんたちが経験したことをもとに、飛ばし飛ばしではありますが、歌詞を読んでいきたいと思います。

(普段から歌詞の考察みたいなのは私も含め色々なところで行われているように思いますが、今回は考察というより、「このイベントの思い出を曲に重ねる」ような形で見ていきたい、と思っております。)




(都合上、最初のサビは飛ばしてAメロから)


カタチにしたい想いがあるんだって?
はいはい!はいっそうです!聞いて聞いてよ

この想いっていうのは、大きな意味では「沼津の魅力を伝えたい」、それをカタチにするということは、今回で言えば「フェスを完成させたい」ということですね。
このあとの部分を考慮した小さな意味では、もっと具体的に、○○についての想いをカタチにしたい、そんな風にもとらえられます。


コトバにならない 時にはじれったくて
よしよし! よしっえいっと! 動いちゃおう

「コトバにならない」のは沼津への想い。
ここで振り返ってみてください。助っ人さんたちは準備時間中、色々なブースで「○○を書いてください」って言われたと思います。

すぐに書けましたか?

すぐに書けたかどうかがいいとか悪いとかではなくて、
きっと助っ人さんの中には色々な好きの想いがあるはず、でもそれを言葉にして、書く、っていう作業、そんなに簡単ではないですよね。
時には「クソ〜なんて書いたらいいかわかんね〜!」とブース内で頭を抱えた助っ人さんもいるかもしれません。

じれったかったら、動けばいいのです。
言葉にしなくても、動けばいいのです。
ヨキソバ作りを手伝うことで、シャイ煮をぐるぐる回すことで、盆踊りの練習をすることで、「想い」は表現されます。
色んな想いの伝え方はあるんです。
なんともAqoursらしい歌詞だな、と思います。





好きだって 好きだって 好きだって思うから
伝えたくなっちゃう
分かちあえたら嬉しいよ

さて、先程色々書くブースについて少しふれました。
この歌詞について考える中で気付いたんですけど、

「書く」ブース、めちゃくちゃ多くね?

準備時間のブースを今一度確認してみましょう。
①I♡LOVE沼津展示
②みかんハッピートレイン
③NUMAZU堕天占い
④ぬまづアンテナショップ
⑤マリ・オハラ クッキングスタジオ
⑥ヨキソバキッチン 渡辺亭
⑦JAふじ伊豆
⑧ぬまづ富士山神輿
⑨輝け! フェスフラッグ
⑩内浦Radio
11ミニステージ

        (パンフレットの番号順)

準備らしい準備をするのはこの11個ですかね。
そのうち、
・沼津展示
・アンテナショップ
・JA
・フェスフラッグ
の4箇所で「書く」という作業を行ったと思います。

このイベントのブースたちって、「書くか、書かないか」で分けられると思うんです。

「書くブース」は、そのどれもで「好きの気持ち」が入った言葉を書くよう指示がありました。
確かにこのイベントは、そもそものこと「沼津をPRする」という目的で生まれています。
だからそりゃそうだろと言われればそうなのですが、
沼津展示、沼津の魅力をダイレクトにPRしましたね。「沼津の好きなスポット」を書きました。
アンテナショップ、ショップで売られている食べ物のPOPを書きましたね。「それぞれの食べ物の売り出したいところ」を書きました。
JA、呼び込み用のハチマキを作りましたね。「沼津の好きなところや、Aqoursへの気持ち」を書きました。
フェスフラッグ、「フェスへの想い」を書きました。

すごく自然な流れで、我々は好きの気持ちを書いて表現していました。
この「書いて表現する」という行動がミッションに指定されていることで、みなさん色々考えて、最終的に何か書いたと思うんです。

このミッションを通して、助っ人さんたちは「自分の好きを再確認する」という活動をしていたことになります。
ミッションだから書いた。とはいえ、好きじゃないならおすすめなんてできませんから。
助っ人さんたちはみんな、「好きだから伝えたくなっちゃう」のはもちろん、好きだから「伝えられちゃう」んですよね。

Twitterとかでも何度も目にしたお話なんですけど、
あるコンテンツに対して、聖地への理解とその知識がファンの間でこれだけ大きいというのはいい意味でとんでもないことだと思うんです。

それが前提になっていて、しかもちゃんと成立する。
ぬまづ展示、皆さんフェス本番の時間ご覧になったでしょうか?
地図にあれだけの付箋が貼られているの、壮観ですよ。しかも毎回イチからつくられてますからね。

Twitterで「あー沼津行きたい」「沼津好き」みたいな漠然とした感想を言いがちじゃないですか。いわゆる「語彙力がない」状態。

それを、ここでひとつまとめさせてくれた、自分の好きを再確認させてくれたっていう意味で、とても素敵なミッションを与えてもらったと、とても感謝しております。
もちろん今回書いたことがそれぞれにとっての最終結論ではないし、それは変わっていくけれど、あの地図に貼った、ハチマキを巻いた、「ぬまフェスで書いた」って思い出は、今後沼津に行く度に呼び起こされることでしょう。

そしてその活動が行われる必要があるブースが四つもあったことを考えた時に、我々はただのお祭りではなく、本当に「沼津の魅力を伝えるフェス」を作り上げていたんだと、改めて感じるのです。


(ここ長すぎたな)


夢いっぱい 胸いっぱい ときめいちゃえ
みんなのフェスティバル


何を今更という感じなんですが、「みんなの」フェスティバルなのが嬉しいんじゃ。
この歌詞書く段階で千歌ちゃんが助っ人さんの存在を考慮していたかはともかく、少なくとも浦女のみんなや協力してくれた沼津の人たちを取り込んでくれているというのが!もう!いいですよね!!
(この辺ヤケクソで書いてる)


ここで Dance&Step 最高のステージ 盛り上がろう!

ここの「最高のステージ」が何を指しているのかという話で。
ひとつ、今まさにスキドリを歌うAqoursのステージ。好きを伝えるフェスの最後に、みんなの「好き」から生まれた、好きをいっぱい詰め込んだ曲。これを最高のステージと呼ばずに何と呼ぼうか。

もうひとつ、やっぱり盆踊り。
踊りながら神輿の周りを歩いていくというのもまさにDance&Step。
助っ人さんにとっても最高のステージだったし、あのイベントの中でも、最高のステージの一つだったと私は思いますよ。輝きの密度、すごかったですから。

「笑顔でジャンプ」とかも、ぴっかぴか音頭のサビ前の振りのこととか思い出しちゃうよね。



 やれるよキラキラっとね
 やれるから!
 もっともっと遊ぼう!

ここ、準備できるかな?みたいな流れなんですけど、最後「遊ぼう」に繋がってるんですよね。
なんでそうなのかまでは解釈し切れていないんですけど、準備っていう大変なところだけじゃなくて、その後のフェスで遊ぶことまで考えてくれているのがAqoursらしい。
「(準備は)やれるよ。(助っ人さんたちの頑張りで、輝きで、)キラキラっとね。(きっと)やれるから、(フェス本番は、そしてその先の物語でも、)もっともっと遊ぼう!」ってね。



 広がって 広がって 広がって欲しいのは
 好きだからだね
 伝えたいよ 好きのパワー

広がってほしいのは「好きだから」であり、好きだから「広がってほしい」。一番のサビと同じような意味ではありますが、この言い回しはとても好き。
広がってほしかったのは、沼津の良さAqoursの良さそしてこのイベントの良さ
「『好きを伝えるイベント』が好きだから伝えたい!」というあの二重の大きなうねりを見ているのが、毎日の幸せでした。
みなさんの好きのパワーは、きっと誰かに伝わった


 がんばる姿は カッコイイよね

何度でも言いたい。
頑張る姿はかっこいいと。
輝いていると。

前回の記事で、「輝いていたのは、助っ人さんや浦女生を含めてあの空間のありとあらゆるものだった」という話をしましたが、それに気付いてからも輝きはどんどん見つかっていって。

何度参加しても、心になにものにも変えがたい気持ちを残してくれる盆踊り。
最終公演へ向かっていくキャストさんたちの想い。

行けば行くほど、そこにいられるだけでいい、それだけで幸せと思うようになり。
「終わり」が近付いているという現実が、よりあそこで時間を過ごしていたいという想いを煽り。

最後2回の参加機会は、それを感じにあの場に足を運び、しっかりたっぷり感じられたと思います。
心残りはありません。

全ての歌詞が、あの日のあの物語を切り取った素敵なものですが、
このフレーズが、
やっぱり一番、
僕の「物語」を彩ってくれました。



歌詞についてはこんなところ。
全部の歌詞と、そこについている曲という形でこの作品は完全体であるわけですが、歌詞を見ていて思ったのは、このあたりです。



歌詞の話したので、今度は映像の話もしましょうよ。

エンディング映像、すんばらしかったですよね。

アニメ映像から始まるイントロ。
会場の写真が映されながら1回目(?)のサビ。

間奏。カメラが空にガーーってなっていくところに
イベントロゴがドーン!!!!!!
『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル inよみうりランド』!!!!!!!!!!!!!!!
あそこでまず鳥肌。
エンディングなのにオープニングみたいに始まる感じ、アニメの最終回とかでよくあるやつみたいでめちゃくちゃテンション上がった。
1番は会場のワンシーン。素敵な画像がいっぱい……と思っていたら、サビに入るところでキラキラのエフェクトが入って……
助っ人さんが投稿した写真が映るんですよ。

何が起こってそうなったか、念のため説明しますと
準備時間中とフェス本番中、ブースやミニステージで行われていること以外に、クエストが色々なところで発生していました。
「落とし物」を拾ったり、困っている人を助けたり、取材に応じたり。
それらに取り組むと、要するに浦女生を助けると、パンフレット裏に浦女生からサインがもらえます。
そしてこのサインを3つ以上集めると、「名誉助っ人PASS」なるものがもらえます。
このPASSを手に実行委員会本部へ行くと、ある場所に案内されます。
ラジオブースの横にあった建物。パンフレットの地図上だと???になっていた建物。
あそこに入ることができるんですね。
中はAqoursの楽屋になっていて、彼女たちのカバンや荷物が置いてあります。それだけじゃなく、助っ人さんたちからの応援メッセージや、メンバーのシフト表、Saint Snowからの差し入れなどなど、お宝をいっぱい見ることができます。
しばらく中にいると、Aqoursから内線が入ります。実際に「無線機を手に取って返事をする」と、梨子ちゃんから「後夜祭の映像で使う写真が足りないから助っ人さんにも手伝ってほしい」と言われ、ひみつのメールアドレスが書かれた紙がもらえます。(メールアドレスだけじゃなくて、スキドリの歌詞なんかも描かれてるわけですが)
そのアドレスに自分たちが撮った写真を送ると!
後夜祭の映像に使われるかも、という仕組みです。
今回のイベントのやりこみコンテンツ、ということですね。

話戻ります。
それが映る。知ってる人/採用された人はびっくり嬉しい、知らない人もなんかすごいことが起きてると気付き、何が起こったか解明したくなる。
にしたってエンディングで使うのはずるいよ。採用されたらめっちゃ嬉しいじゃん。

1番が終わり2番へ。
今度は、沼津の景色が映し出されます。
アニメに登場するあんなお店やこんなお店が、「協力」という形でスタッフロールに映し出されます。
ズルすぎる演出。
しかも今回、この部分が特に大きい意味を持っていたのは、マルサン書店仲見世店さんが映っていたから。
アニメーションの中で、Aqoursゆかりのお店が移転してしまったり、新しいお店に変わってしまったりというやりとりがあり、それを知った千歌は、「学校だけでなく、街も変わっていく」ことに気付き、「今を記録したい」という思いを持ちます。
そして、奇しくもこのイベントの期間中、3週目と4週目の間で、マルサン書店さんのシャッターは閉じられました。
この出来事が、千歌の思いを、そしてあの映像の価値を、より大きなものにしていたんです。
色々なことが変わっていくということは理解しつつも、やっぱりどうしても悲しくて、涙が出ました。沼津展示でも、マルサン書店にはたくさんの素敵な付箋が貼られていました。
だからあの映像は、あの日の沼津の「記録」なんです。
そう考えると、1番サビで助っ人さんのお写真が使われていたのも、あの映像がまさにその公演の、その数時間の「記録」であったからだと気付き、さらに美しいものに思える。

さて。そしてサビでは、Aqoursメンバーがひとりひとり登場します。今回のためのイラストで、ニッコリ笑ってくれます。まぶしいぜ、笑顔。

落ちサビからは、沼津の写真、そして「出演」の文字とともに浦女生の方々のお名前が。
キャストの身ではないのでこんな言い方しかできないですが、彼女たちの頑張りがああいう形で残るのは、本当に嬉しいことだろうと思います。
イベント中だけでなく、色々な愛を見せてもらいました。素敵でした。

そして最後には、曲の直前にみんなで撮影した写真が。
みんなで作り上げたフェス。顔の下にはみんなの「好き」の気持ち。素敵な写真です。ほんとうに。

あの映像は何回見ても泣けますね。
特に最後の参加回はもうライブパートからずっと一人で泣いていました。ホールこそそこまで大きくはなかったですが、どんな規模でも光の海は本当にきれいで。
忘れられない時間になりました。





これだけの思い出が、3時間とは思えないほどのたくさんの思い出が、この曲とともに助っ人さんの胸に刻まれたはずです。

そもそも、この曲自体にも既に物語がありました。

色々なことがあってこのイベント自体が延期になり、イベントより前に曲が発表されている状態になっていた。
2月のOCEAN STAGE、3月のSUNNY STAGEで、ライブタイトルにも使われている「KU-RU-KU-RU Cruller!」のカップリングとして、アンコールのトリを飾っていました。
アップテンポでキャッチーな曲調、振り付けの自由度が高くキャストたちが楽しそうに歌って踊っていたこと、そして「Aqoursが好き」という気持ちの代名詞として、多くの人に愛されていました。
そしてSUNNY STAGE後に、この曲が今回のぬまフェスのテーマソングになることが発表されました。
その背景に、多くの人が驚き、そして心を打たれたことでしょう。

ライブで披露される前にイベントが行われ、この曲の真に込められたものが知られていたとしても、我々はきっとこの曲を強く愛していたと思います。

でも、その背景を知ったから。
そしてその先に、東京ドームが待っていたから。
よりこの曲へ想いを乗せることができたと、結果的にはそう思っています。

そんな日々の物語。
そしてあの日のフェスの物語。

これだけのものが乗っかったあの曲が、東京ドームできっと披露されるのだろうと思うと、本当に胸がいっぱいです。

あのお祭りの日々の中で聞いた音楽たちが、
これからどんな景色を見せてくれるのか。
どんな気持ちにさせてくれるのか。
楽しみでしょうがないんだ。









色々、溢れるままに書いてきたので、人様に見せるようなクオリティになっているか心配ですが、この二本の記事で、僕は僕のぬまフェスの日々を、ひとつの形として刻むことができたと思います。
本当に長くなりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



またいつか。











いや、東京ドームで。

ぬまフェスのことしか考えられない

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にーにっさんしっ ぁごーろくしっちはち

 


準備体操の千歌ちゃん、かわいかったですね。

 

 

 

ということで、やってきました

『輝け!Aqoursぬまづフェスティバルin よみうりランド』!!

 

 

 

『孤島の水族館からの脱出』、『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』に続くAqours3つ目のリアル型体験イベントとして、

そして「SCRAP 体験する物語project」の第一弾として、今回開催されましたのが

『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』(以下:ぬまフェス)。

 

 

 

 


5/13の初回から、毎週末のタイムラインは素敵な感想で大賑わい。(多分みなさんもきっとそう)

 


みんなそんなに面白いって言うなら……と

気になっている方には

より「行ってみたい」と思っていただけるように、

 


もう参加したよ!という方には

「また参加したい」と思っていただけるように、

 


もう気が済むまで遊び尽くした!という方には

あの日を思い出していただけるように、

 

 

 

そもそも何をするイベントなの? から、

どんなところが面白いの? という部分まで、計3公演参加した私の視点から、皆様にお伝えできればと思います。

 


拙文ではありますが、よければ最後まで読んでいってください。

 

 

 

 


 ※ネタバレ注意※

公式さんからの「ネタバレ禁止」の内容を除いて、公演の具体的な内容をはじめ広く取り上げています。

まだ参加されていない方で、まっさらな気持ちで楽しみたい!という方は、今すぐ閉じてください!!

 


初めての瞬間は2度と体験できないから!

マジで!!お願いします!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


①何をするイベントなのよ?

①-1どういうイベントなのよ?

「リアル脱出ゲームのSCRAPが、 謎解きを捨てて本気で「みんなで叶えるフェスティバル」を作ってみた。」

     (SCRAP 公式体験レポートより引用)

 

 

「過去2回と違って、今回は謎解きがメインじゃないらしいぞ?」という前情報をつかんでいる方もいると思います。

そう、これまでのイベントが「それぞれが謎を解いていく」ものだったのに対し、今回は「(ひとりひとりで、)みんなで物語を作っていく」イベントなのです。

 


ストーリーとしては、こう。


よみうりランドで開催される沼津のPRイベントを、沼津の星・Aqoursが運営することに。

浦の星女学院のみんなも手を貸してくれることになったが、アクシデントにより当日の準備時間が足りなくなるという事態が発生。

浦の星の生徒だけでは準備が間に合わない。

でもみんなで企画したフェスは完成させたい。

彼女たちの想いを叶えるために校外へも助けが求められ、我々が「助っ人さん」として力を貸すことに……

 


Aqoursの新しいボイスが聞けるイントロ的なアニメーション(こことても重要、ぜひ自分の目で耳で確かめて!)の後、助っ人さんたちは広場での準備へ向かいます。

 

 

 

①-2 準備時間

ここでは、この後行われるフェスを開催するための「準備」を行っていきます。

 

お客さんに提供するヨキソバの材料集めを手伝ったり、アンテナショップの宣伝ポップを作ったり、ミニステージで行われるイベントのアイデアを持ち寄ったり。

などなど

 

それぞれのブースで準備のお手伝いをすることで、様々な「お礼の品」がもらえます。

このお礼の品がすごい。

どれも今回のための特注デザインになっており、これがファンとしてたまらない。

なにより"がんばり"が形になって残るというのがいいですね。物は記憶を呼び覚ましてくれますから。

 


思い出として大事に持ち帰るもよし!

イベント中に使って更に楽しむもよし!!

ここでしか手に入らないグッズを、ぜひゲットしてください。

 

 

1人で取り組む準備と、複数人で取り組む準備があり、一緒になった助っ人さんと素敵な絆が生まれちゃうのも、準備時間も楽しみのひとつ。

協力し合って、どんどん準備を進めていきましょう。

 

 

 

 


①-3 フェス本番

準備時間が終わると、いよいよフェス本番です。(ルビィ)

我々助っ人さんが準備を手伝ったブースが、今度はフェスのブースとして、お客さんを迎えるモードに変わります。

今度は一人のお客さんとして、フェスを楽しんじゃいましょう!

 


「助っ人さんが準備を手伝ったことで」予定通りの展示や販売ができるようになったブースたち。

遊んだり、お買い物したり、助っ人さんたちが作ったものを眺めたり。

 

「助っ人さん」がただフェスに参加する「お客さん」と違うのは、準備の裏側を知っているところ。

 

子供の頃、自分で作ったお弁当って美味しかったじゃないですか。それを他の人が食べて、美味しいって言ってくれたらめちゃくちゃ嬉しいじゃないですか。

そういうことです。(ちょっと違う)

 


何だって、自分の頑張りがかたちになったら嬉しい。

それがAqoursのために、沼津のためになっているならもっと嬉しい、ですよね。

 

 

 


広場奥のミニステージでは参加型のコーナーも時間ごとに行われています。

 

″沼津王″の座を賭けた○×クイズや、キャラたちのトークコーナーなどなど。

ステージ担当の浦女生が盛り上げてくれます。

 

参加できた中でもっとも印象的だったのは、盆踊り大会。

助っ人さんたちのおかげで完成したお神輿が、助っ人さんの手によって広場の中心に運ばれ、それを囲んでみんなでぴっかぴか音頭を踊り狂う。

 

踊りもとっても簡単。ダンス担当の浦女生を真似しながら、周りの助っ人さんと一緒にお神輿の周りをぐるぐる回りましょう。勝手に体が動きます。(全力で臨みたいという方には、準備時間中に練習タイムもありますよ!)

 

個人的な話ですが、生まれてこのかた、夏祭りで行われるような盆踊りらしい盆踊りに参加したことがなかったので、なるほどこんなに楽しい物なのか〜と思いながら周りを見渡すと、みんなぴっかぴかの笑顔。

ライブではレアな曲ですが、ライブ以外の場所でも素敵な思い出ができました。


そして曲が終わるとどこからともなく湧き上がる拍手。

今回のイベントで1番助っ人さんたちとの絆を感じた時間でした。

 

 

 

フェスの最後はAqoursのライブです!

らんらんホールに戻って、彼女たちが曲に込めた沼津への想いを受け取りましょう……

 

 

 

 

 

とまあ、一回の公演の流れとしてはこんな感じ。

 


盛りだくさんなんですよ。

 

流石に全ブース触れませんでしたけど、それにしたって盛りだくさんなんですよ。

 

時間がないという前提で動いているので、「時間に追われている!」みたいな感覚もありつつ、区切り区切りで落ち着くと「この後まだ○○する時間が残ってるの……?」みたいな嬉しい誤算のような感覚もありつつ。

 

 

それでもどうしたって楽しい時間はあっという間で、朝は昼に、昼は夕方になっていくわけです。

限られた時間を、全力で楽しみましょう!

 

 

余談 

私は3回とも午前の部に参加しましたが、午後の部の公演に参加した方のお写真を見ると、日は沈まないまでも明らかに西日の色になっていてとてもエモかったですね……

 

 

 

 

 

 

 


②何がそんなにすごいのよ?


ここまでで、なんとな〜く流れを掴んでいただけたかと思います。

ここからは、私が参加してみて感動した部分について。

この素晴らしいイベントの魅力を最大限伝えていきたいと思います。

 

ポイントは、大きく3つ!

 

 

②-1 ひとりひとりの"物語"

「体験する物語project」ではあなた自身が物語の登場人物の1人となって「行動すること」で、物語が変化していきます。
本当に“目の前”にいる登場人物に話しかけると返事がくる、ある食べ物を注文すると特別なカードがもらえる、演者に誘われるがままについていくと特別なストーリーが見られるなど、あなたが物語の中で起こした「行動」が、物語に影響を与え、その後の物語に変化を生む。物語をただ受け取るだけでなく、行動した人の数だけ、それぞれの物語が生まれる、それが「体験する物語project」です。

(SCRAPホームページ「体験する物語project」より)

 

 

 

ここに書いてある通りです。

以上です。

 


というのはまあ冗談で、

このコンセプトの真骨頂はやっぱり参加することで、実感することで理解できる部分が大きいので、自分の体験も交えながらお伝えできればと思います。

 


今回我々は、冒頭に紹介した「ストーリー」に沿ってイベントを進めていきます。

 


ただ、この公演の約3時間のうち、その半分以上は「自由に動いている時間」です。

はじめと、中と、終わりは、用意されている音声や映像を受動的に体験します。ストーリーの要所要所の部分ですね。

それ以外は、我々ひとりひとりが能動的に体験しているのです。

 


数あるブースからどれを体験するのか。

それをどのように選ぶのか。

推しキャラの担当ブースなのか、楽しそうだからなのか、あんまり人が並んでいないからなのか。

どこで浦女生に声をかけられるのか、かけるのか。

どこで足を止めて、次にどこに向けて歩き出すのか。

 


自由度が本当に高いので、助っ人さんごとに色々な楽しみ方ができるんです。

 


なぜそんなに自由度が高い場を作り出せるのだうろかと考えてみますと、

これまでの謎解きイベントは

(と言っても私は『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』に一度参加したことがあるのみで、おまけに記憶もあやふやのため、少しイメージが混じります)

最終目的が「謎を解く」ことであるため、ゴールに至る筋道が参加者ごとに大きく異なることはなかったと思うんです。

 


今回も目的はあります。

「準備を時間内に終わらせて、フェスを無事に開催させること」です。

 


この「目的」を達成するためのハードルが高くないこと、そして達成する主体が個人ではなく「あの場にいる全員」であることが、これまでとの違いだと思います。

 

 

 

もちろん大前提はフェスの準備を進めることです。

そんなに簡単なことではありません。

準備時間の終わりが迫ってくると、まだ準備終了していないブースから助けを求める声が聞こえてきます。ちょっと空気がピリッとします。

それを聞いて助っ人さんたちは駆けつけます。それはそう。だってみんなフェスを開催させたいし、「困っている浦女生がいたら助ける」ように言われたから。

 


序盤終盤に関わらず、そうしたひとりひとりの行動の積み重ねが、全体の成功につながる。

多くのブースを徐々にクリアしていき、最終的に大きな目標が達成されるという流れが、大きな達成感を生みます。

そして、謎を解けた人/解けなかった人に二分されることなく、「全員が達成できる」から、ストーリーの大枠に自分が乗っている感覚もしっかり味わえます。

 


さらにその先

それでいて、その大きな一つの物語を構成しているのが、ひとりひとりの物語なのです。

 


準備のブースだけで10個以上あります。フェス本番も合わせたらもっとあります。

どの順番でどこを回るのか。時間内に行けなかったところも出てくるでしょう。更に言えば、思いがけない出来事が起こるかもしれません。

 

 

 

ひとりひとりが一つとして同じではない物語を体験しているのに、最終的にはイベント全体の物語がこれは等しくみんなに体験される。

ひとつの物語の中に、無限大の物語がつまっている。

なんとも素晴らしい構造ですね……

 

 

 

「次はこの前参加できなかったあのブースに並んでみよう」

「前回は準備の時しかあのブースに行かなかったけど、フェスの時間はどうなっているんだろう」

「あのブースに2回行ってみたらどうなるんだろう」

多くの選択肢から自由に選び取れるから、ひとりひとり、毎回違う物語を体験したくなる。

だから何度でも、参加したくなる。

 

 

 

 


②-2  底の見えない「こだわり」

 

感想ツイートの中に、浦女生役のキャストさんについて書かれているものを見た方もいるかもしれません。

 


彼女たちは、フェスを作る「浦の星女学院の生徒」として、あそこにいます。

決して「イベントの案内をしてくれるスタッフさん」ではありません。

 


その最大の凄さは「設定の緻密さ」

制服の色の違いで分かる学年の情報だけでなく、彼女たちは「Aqoursメンバーとの関係性」という設定を持っています。

「○○ちゃんと幼なじみ」であるとか、「○○ちゃんとクラスが同じ」とか。アニメに登場するむっちゃんたちが千歌とクラスメイトであるように、彼女たち浦女生のキャストも当然、ラブライブ!サンシャイン!!の世界とつながっているのです。

彼女たちと会話することで、Aqoursをとっっっても身近に感じることができます。

 


そして、キャストさん同士にも関係性があります。姉妹だとか、この機材は○○さん(この人から見て先輩だからさん付けなんですよ。ヤバくないですか)から渡されたんだ、とか。

これによって、あの会場にいる人間の解像度もどんどん上がっていきます。

そして、どんどんどんどん自分があの空間で繰り広げられている物語の登場人物になっていける。

 


イベント中、色々なところで浦女生と会話することがあると思います。

ただ彼女たちの会話の流れに乗っていても、十分すぎるくらい面白いお話を聞くことができますが、余裕のある方は是非こちらからも質問したり、話題を振ったりしてみてください。

本当に浦女生じゃないと出ないような答えが返ってきますから。

マジで。びっくりしますから。

 

 

 

と言っても初めて会うキャストさんだし……緊張するよな……という方にオススメなのは、

オーロラゲートから会場に向かうまでの間で浦女生から挨拶されたら、元気に返事をすること!

 


これやるだけで、あの空間のテンション感にアジャストしやすくなります。

私も最初は普通に「おはようございま〜す」と返していましたが、一緒に行った元気のいい助っ人さんたちが大きな声で挨拶しているのを見て、真似してみました。

朝の眠い体もシャキッとしますし、緊張もほぐれるのでオススメです!

 

 

 

こだわりがすごいのはキャストさんだけではありません。

 


「謎解きは捨てた」とはいえ、やはり天下のSCRAPさん。

もーーーーー細かい隠し要素が次から次へと見つかります。

それは平等に与えられたチャンスの中に隠れていたり、運良く遭遇した人だけが出会えるものであったり。

 


ネタバレになるようなことは言いませんが、

頑張れば、頑張っただけいいことがあります。

それだけは言えます。

 


攻略、ではないですけど、複数回参加する時にはそういった要素を意識して動き回るのもいいかもしれませんね。

 


3回参加した後でも、Twitterを見ていると新しい発見がまだまだあります。

また参加して、探してみたくなる。

自分の目で確かめてみたくなる。

だから何度でも、参加したくなる。

 

 

 

 


②-3  輝くって、なんだろう。


今回のイベントのタイトル、今一度確認してみましょう。

 


『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド

 


生放送のタイトルでありそうな長さですよね。

冗談です。

 


過去2回の脱出ゲームには今回の「輝け!」にあたるような「抜け出せ!」みたいな最初の一言がありませんでした。(それはSCRAPさんの公演名が全部そうなのでそう)

 


「輝く」というワード自体は、ラブライブ!サンシャイン!!のキーワードのひとつと言っていいと思いますから、特に違和感はありません。

 


でも「輝け!」って、命令形、呼びかけの形で付いていますからね、なんだろうな?って思いますよね。

 


Aqours」が「輝け」なのか。

ストーリーの時系列があるとはいえ、彼女たちはもう眩しいくらい輝いてますからね。うんうん

 


「ぬまづフェスティバル」が「輝け」なのか。

輝きを放つ彼女たちがつくるフェスティバル、それはもう思い出に輝くような楽しいお祭りになること間違いありませんよね。うんうん。

 

 

 

 


このイベントタイトル以外のところにも、輝きはあるんだよって、私は言いたいんです。

 


準備時間中、あるブースにしばらく並んでいるとき、それまで感想ツイートやパンフレットを凝視するのに必死だった私は、ふと目を上げました。 

広場にはたくさんのブースがあって、たくさんの助っ人さんや浦女生がいます。

それぞれが、自分のいるブースで準備に取り組んでいます。

真剣に沼津のおすすめポイントを考えたり、急いでヨキソバの材料を集めたりしています。

 


その光景が、とても輝いて見えました。

 


準備の内容自体は、そこまで難しいことはないです。でもみんな、フェスを開催させるために全力で楽しみながら取り組んでいる。

 


知らない人がたくさんいる中で大きな声を出すのは、少し恥ずかしいです。でもみんな、自分の好きの気持ちを正直に声に出している。

 


この場にいる誰もが、Aqoursが好き、沼津が好き、ラブライブ!サンシャイン!!が好き、という気持ちで物語に取り組んでいる。

好きなことだから、笑顔で、楽しくやっている。

その笑顔が、まぶしくて。輝いていて。

 


とても幸せな気持ちになりました。

 

 

 

 


これまでも、こうしたイベントが行われる際にはテーマソングが併せて製作されていました。

どの曲も、イベントの日のことを思い出させてくれるような素敵な歌詞です。

 


今回のテーマソング「SUKI for you, DREAM for you」でいちばん思い入れが強まった歌詞は、

2番サビの「手繋いでジャンプ がんばる姿はカッコイイよね」。

がんばる姿、かっこいいんすよ。

何事に対しても、がんばる人って、かっこいいんすよ。

輝いて見えるんですよ。

 


しかもこれ、輝こうと思って輝いているわけではないというか。

各々の気持ちのままに頑張っている様子が、結果「輝いている」んですよね。

 


だから、このイベントタイトルの「輝け」は、助っ人さんに対しての言葉でもあると思うんです。

「輝け!」=「自分の好きな気持ちに正直に、頑張れ!」っていうエールの言葉なんだと思います。

 


だから。

これから参加する助っ人さんには、是非思う存分"輝いて"ほしいと思います。

 

 

 

輝きは、色々なところに見つかると思います。

列に並びながら、ひとつ前に参加したブースについて、楽しそうにお話しする助っ人さん。

ブースの看板がはがれてしまったのをすぐに拾いに行って直すのを手伝っていた助っ人さん。

ぴっかぴか音頭の輪の中心、お立ち台の上で盆踊りをする助っ人さん。

 


もちろん、助っ人さんだけではありません。

この物語を作り上げるために全力で頑張っている浦女生のみなさんも、1人残らず輝いています。

 

 

 

好きなものが同じ人たちと、一緒に輝いていたいと思うから。

輝きに満ちたあの空間に、一秒でも長くいたいと思えるから。

だから何度でも、参加したくなる。

 

 

 

 

 

 

 

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③おわりに

 


この文章を読んでくださった方の中には、色々な都合で参加できなかったという方や、もう2回目以降の参加ができないという方もいらっしゃるかと思います。

 

 

 

一回だけ参加した方、何回も参加した方、参加はできなかった/しなかった方……それぞれで感じたことや経験、フェスからおうちに帰った後の思い出のかたちもそれぞれだと思います。

 


ここで言っているのは、「ひとりひとり違う思い出がある」というのはもちろんのこと、ぬまづフェスというイベントに対するイメージ自体も人によってまるで変わってくるだろうということです。

一度の参加だから感じられる祭りの儚さみたいなものも、何度も参加したことで見えてくるイベントの奥深さみたいなものも、ひとりひとり、見え方感じ方が大きく変わると思います。

 


僕は行けるなら全日全公演参加したかったところですが、そういうわけにもいかず、「行きたいな〜」と呪詛のようにつぶやきながらタイムラインを眺める時間がありました。

ハッシュタグを見ていると、リアルタイムに助っ人さんの楽しそうなツイートが次々流れてきて、それもとても楽しい時間でした。

 

 

 

散々長々と書いてきましたが、

感想を一言で申し上げるなら、それは

ラブライブ!サンシャイン!!と沼津がもっと好きになった」

これに尽きます。

 


情勢により延期が繰り返されたというこのイベントですが、その中で、このタイミングで開催していただけたこと、そして参加できたことはとても嬉しく思います。

Aqours2度目の東京のドームの前に、沼津で行われるファンミーティングの前に、今一度「Aqours」「沼津」「ラブライブ!サンシャイン!!」について思いを深くめぐらせる機会を得られたことに感謝しています。

 


これからのAqoursの行く道が、もっと「好き」と「輝き」にあふれていますように。

そう、願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に長くなってしまいましたが、

初参加から3週間弱、毎日ぬまづフェスのことばかり考えていた自分なりに、たくさんの言葉を使って、伝えたかったことは残せたと思います。

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

最後の二日間に参加される方は、ぜひぜひ感想ツイートをたくさんしてほしい!ですね。

 


またいつか。